土居幹治 専務取締役
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
「だしの伝道師®」土居でございます。
賢いスズメに感心しました。
先日、ボランティア活動で道路清掃に参加したのですが、路上にタバコの吸い殻が多いことに驚きました。
タバコをやめてはや約40年。久々に火ばさみでせっせと吸い殻を拾い集めました。

街をきれいにしたぞとプチ達成感に浸っていた矢先、すごい上手がいるというニュースが飛び込んできました。メキシコのスズメが吸い殻を拾って巣づくりに活用しているというのです。
スズメは拾った吸い殻から樹脂製のフィルターを取り出し、巣に織り込みます。そうすると、フィルターに蓄積されたニコチンが天然の殺虫剤となって、巣やヒナを寄生虫などの有害な虫から守ってくれるというのです。
そもそも、植物としてのタバコがニコチンを作り出すのはタバコの葉を食べる昆虫から身を守るためであり、スズメが再利用することも理にかなっています。いや、人間が利用した後だから再々利用か。
未使用のフィルターから作った巣には寄生虫が集まってくるらしいから、吸い殻を活用することに気づいた都会のスズメは頭がいい。
スズメに負けじと、削りぶしからだしを取った後のだしがらも、佃煮やふりかけに再利用しましょう。出てしまっただしのかわりに、だしの素を配合すれば完璧です。

日本の喫煙人口(男性)は1966年の83.7%をピークに減少し、2019年で27.1%。今後は路上の吸い殻も貴重になってきます。
じゃ、スズメは吸いたい盛りの青二才がいる大学のキャンパスを目指すか。いやいや新成人の喫煙率も減少傾向。
となると北上です。2019年の都道府県別喫煙率のベスト3を見ると、北海道(22.6%)、青森(22.1%)、福島(21.9%)と北国に集中しているぞ。いや、こうなったら2020年の喫煙率世界一、48.5%のナウルに行くしかない。ナウルってどこですか~。

メキシコ、北国、ナウル…。都会のスズメはいそがしいのです。
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
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