土居幹治 専務取締役
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
「だしの伝道師®」土居でございます。
野菜をたっぷり取りましょう。
帝塚山大学の稲熊博士は、日本人には野菜に関するこだわりが3つあると論文誌上で語っています。
それは、「色で分類する」「葉、果、茎、根それぞれの部位を利用する」「季節で食す」の3つ。
まずは色で分類すること。
緑黄色野菜、淡色野菜という分類は日本独自であり、色で栄養素の摂取を想起させる食育は理にかなってます。米国でも、食事バランスガイドで色分類を取り入れ始めました。
次に、葉、果、茎、根それぞれの部位を利用すること。
大地の恵みに感謝し、すべての部位を一番おいしい状態で利用するのは日本人の得意技ですね。
最後に季節で食すこと。
春の山菜、夏のトマト、秋なすに冬大根。こんなぜいたくは日本にいればこそ。
この、季節で食するというこだわりは、2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に認定された要因の1つでもあります。
ここにもうひとつ加えてほしいのが、昭和の食卓です。
ゆでたじゃがいもだけを家族4人で囲んだ夕食。出回り始めたマヨネーズに馴染めずいつも通りしょうゆをかけて食べた千切りキャベツ。焼きなすの皮をあちちと剥く母の後ろ姿…。
カルシウムが取れるからと、かぼちゃの煮物にくっついた、だしがらの煮干しもむりむり食べてました。
切なくも哀しい昭和の味、おふくろの味。
だしが効いてて、栄養満点で、実は愛情あふれる贅沢な食卓だったんですね。
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
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