◎花かつお80gの商品特長◎
-
武蔵野美術大学コラボレーションデザイン
武蔵野美術大学とコラボレーションし、学生のデザインを採用したパッケージです。
花かつおで取っただしのうま味や味の深さを鮮やかな色彩と構成で表現しました。 -
3社でコラボレーション
研究・教育機関との共創を通じて新たな企業価値、商品価値を創出することを目的にマルトモと武蔵野美術大学、大日本印刷株式会社がコラボレーションをしました。
かつお節の価値再発見と利用機会増大を期待したパッケージデザイン開発です。
2021年11月25日に共創活動を開始し、「かつお節とだし」や和食文化に関する特別講義やデザインに関するフィールドワーク、ワークショップを経て、2022年3月30日にデザインのプレゼンテーションを実施し、最優秀作品を選抜しました。
◎「デザインの力」でできること◎
-
デザインには、きれいに見せるだけでなく、様々な課題を解決する力があります。
今ままで、和食やだし、かつお節などへの関心が薄かった人や、次代を担う若い世代の関心喚起を高め、食べることの意味や食文化への意識を高め、次につなげてもらうことが期待できます。 -
1.社会の食課題への関心喚起
環境問題をはじめとし、世界には人々を取り巻く様々な社会課題があります。国連はそんな世界中の人々の課題をまとめ、2030年までに解決すべき課題としてまとめました。それがSDGs(Sustainable Development Goals)、持続可能な開発目標というものです。
この中には、貧困や飢餓、健康と福祉、気候変動や海・陸などの自然環境など、食課題に直結するものがたくさんあります。
だしやかつお節という日本の食文化をきっかけに、これらの課題を自分ごとにしていただけたらと思います。 -
2.次世代層への和食の関心喚起
2013年、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、それ以前から世界で和食が注目されています。おいしいだけでなく健康への期待要素も多く、世界中に広がりつつあります。
日本における次世代層への関心喚起も急務だと考えます。 -
3.次世代層の需要創造
生活者の皆様にご使用いただくことで、会社も事業を継続できます。日々のご飯が、節やだしでおいしく食べられ、健康にもつながるということに、もっともっと気づいてもらえるとうれしいですね。
-
4.次世代層へ和食の伝承・継承
リッチな料亭でなくとも、普段の我が家の食卓で節やだしの使用をちょっとだけ意識してもらうことが、和食の伝承・継承につながります。
-
5.売り場と食卓を豊かに、華やかに
節やだしは、乾物だからキッチンの引き出しや戸棚の奥に、ではなくもっと目立つところ、日々気になるような存在にしてあげることで使用頻度もあがるはず。そんな想いで売り場とキッチン、食卓が華やぐようなデザインが生まれました。
◎おいしいだけじゃない、「かつお節の魅力」、再発見◎
かつお節は、おいしくてヘルシーな和食にかかせない「だし」の基本。だし取りだけでなく、お料理にトッピングするだけでうま味・コク味や香りをプラスでき、うま味の力でやさしい塩味にもできる自然派の最強調味料となります。
-
ちゃちゃっと、おいしく、かつお節をプラス
だし取り用としてだけでなく、お好み焼きやたこ焼き、毎日のサラダや惣菜へトッピングして、手軽にかつお節の恵みをまるごといただきましょう。
-
香りとうま味で、やさしい塩味
かつお節やだしのうま味を効かせることで、やさしい塩味でもおいしくいただけます。子供のころにやさしい塩味と刺激の少ない味に慣れることが大事です。
◎おいしい、だしの取り方の基本!◎
-
①600mlの水を沸騰させます。
-
②少し火を弱めてから約20gの花かつおを入れます。
-
③フタをしないで2分間程煮出し、火を止めてそのままおきます。
-
④花かつおが沈んだところで、すくい取るか、ふきんやペーパータオルでこします。
◎ごみを出さず、できることからエコアクション◎
-
だしがらを使ったおかか
【材 料】
だしがら(かつお削りぶし10gでだしを取っただしがら)・・・・・・・・・・・・・約17g
しょうゆ・・・・・・・・・小さじ2・1/2
砂糖・・・・・・・・・・・小さじ1
みりん・・・・・・・・・・小さじ1/2
ごま・・・・・・・・・・・・適量
【作り方】
① だしがらはよく水けをきっておく。
② だしがらをあらかじめみじん切りにする。
③ 鍋にだしがら以外の材料を入れ、火にかける。
④ 砂糖が溶けだしたらだしがらを入れ、汁がなくなるまで煮詰めて出来あがり。