大根といえば、おみそ汁、おでん、ぶり大根、大根おろしとサンマなどのメニューが浮かぶのではないでしょうか。
大根の葉の部分は、実は緑黄色野菜で、皮の部分にはビタミンCが多く含まれていますので、捨てるなんてとんでもない！栄養の宝庫なんです。
葉の部分はみじん切りにしたり、皮はピーラーで薄くむいたりすることで食べやすく、味もしみ込みやすくなります。

スーパーの店頭で一年を通して見かけられ、生で、焼いて、煮てと幅広く使える万能野菜キャベツ。秋ごろに種をまき4~6月に収穫する春キャベツと、夏に種をまき11～3月に食べごろを迎える冬キャベツが旬とされています。
キャベツの部位は大きく分けて①外葉②内葉③中心葉の三つと芯。外葉は固いと捨てないで、食感を楽しむ炒めものにしたり、芯はみそ漬けにしたりと、部位ごとに切り方や調理法を分けると無駄なくおいしく食べられます。

ブロッコリーは食物繊維、カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれている緑黄色野菜。捨てられがちな茎・皮・葉、全部食べられます。
固い茎の部分は、味も食感もいいので、さっとゆでてから料理に使いましょう。保存は、各部位ごと使いやすく切って、さっとゆでてから水けをふき取り、使用分ずつラップで包んで冷凍用保存袋に入れて冷凍しておくと１ヵ月も長持ちして、便利です。

カロテンという名前の由来はキャロットというくらい、にんじんには多くのβ‐カロテンが含まれます。他にもカリウム・食物繊維などうれしい栄養素も。皮にも同じように栄養素があるので、調理する際は表面の汚れを落とす目的で流水で洗ってから、皮ごと使うのがおすすめです。
葉付きのものが手に入った場合、葉の部分はスープ、サラダや炒め物、刻んでパスタに混ぜるなどと活用できます。
実は、葉の方が根の部分よりも栄養が高いのです。

ピーマンは縦切りの方が苦味を抑えられます。ピーマンには縦方向に繊維が入っていて、それを壊さないように縦に切ることで細胞が傷つきにくくなり、苦味成分が出ることを防げるからです。
さらに抑えたいなら、丸ごと食べるのがおすすめ。種やワタには栄養が豊富なので、丸ごと焼いたりチンしたりして食べると、ヘタまで食べれるので、ごみも出ない！超おすすめです。

比較的安価で一年中手に入りやすいえのき。くせも少なく、汁物や鍋物など幅広く使え、シャキシャキと食感も楽しい食材。
白くてひょろっとした見た目とは違って、食物繊維、ビタミンB、ナイアシンなど様々な栄養素を含んでいます。
えのきは根元の菌床とおがくずが付いている部分さえ切り落とせば、後は全部食べられます。