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ウェルビーイングとは?

ウェルビーイングは持続的な幸福を指します。

ウェルビーイングとは?

寿命は長いけど、低い
「幸福度ランキング」

  寿命は長いけど、低い「幸福度ランキング」   

国連が世界の幸福度のランキング「世界幸福度報告書」を調査、公開しています。これは、各国・地域の人々が「どれだけ自分の人生に満足しているかの比較」といえます。
2024年は、1位は7年連続でフィンランド、2位はデンマーク、3位はアイスランド、4位はスウェーデン、5位はイスラエルと続きますが、日本はなんと、前回の47位から、51位への下落です。

国連による報告書は2012年から定期的に公表されており、6つの指標 「1人当たりGDP、健康寿命、社会的支援、人生の選択の自由度、寛容さ、腐敗の認識」を、0~10の値からなる各個人の回答の数値の平均値でその国・地域の幸福度を決定しています。
幸福度の結果は過去3年間の平均値となっており、2024年の報告書は2021年〜2023年の平均値です。

日本は若年層の幸福度が相対的に低く、青少年の生活満足度の向上が社会的な課題に浮上しているようですが、健康寿命のスコア以外、経済的側面、政治への不信、各世代への社会的支援の不足等、精神的な満足度は世界的に見ても不足しているのが現状のようです。

ウェルビーイングって?

  ウェルビーイングって?   

最近、頻繁に目にするようになった「ウェルビーイング(well-being)」ということば。
直訳すると、健康、幸福、福祉になります。この言葉が初めて登場したのは 、実は1946年の世界保健機関(WHO)設立時です。
世界保健機関憲章では、「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてがよい状態にあることをいいます。」とするなかで「ウェルビーイング」を用いています。

心身ともに健康な状態だけを指すのではなく、社会的な環境においての、教育、身分、権利、労働環境などの様々な状態でも満たされた健康というように解釈されます。

似たような言葉で、よく知られている「ハピネス(Happiness)」という言葉もありますが、これは一時的な幸福を表すと言葉として、ウェルビーイングは持続的な幸福を表す言葉として、明確に分けられているようです。

次の世界の共通目標は?

  次の世界の共通目標は?   

企業や教育機関での積極的な取り組みのおかげで、SDGsという言葉も大分浸透し、身近な言葉になっています。
国際社会が共通の目標として掲げた、SDGs Sustainable Development Goalsは、世界の誰一人も取り残さない社会のための、17の目標のことです。

しかし、SDGsが掲げる未来は2030年までです。
次なる目標として、人々のウェルビーイングを重視した新たな国際目標をつくっていこうとする動きが日本でも始まってるようです。

それは 「SWGs Sustainable Well being Goals」といわれるもので、「みんなで持続可能なウェルビーイングの状態を目指す」という目標です。
SDGsはその中に含まれている「開発」という言葉からも分かるように「経済」を優先した、少し偏った概念であり、政治的、社会的な側面がかけているという見方などから、改善された目標が「SWGs」といえます。

いずれにせよ共通するのは、「持続可能な」であり、環境課題をいかに克服していくかが人類の最大のテーマであることは間違いないようです。

誰かのために役立つこと

  

マズローの5段階欲求説?

  マズローの5段階欲求説?   

マズローの自己実現理論(欲求段階説)という言葉を知ってますか。1954年に心理学者のマズローが提唱したこの理論は経済学や経営管理でも応用されてるので、マーケティングに携わってる方など、ご存じの方も多いと思います。

簡単にいうと、人々の欲求は人間的な成長とともに5段階の段階を上がっていくというもの。

下から「生存欲求」、「安全の欲求」、「帰属の欲求」、「尊敬の欲求」、そして最後が「自己実現の欲求」と定義しました。
当初、マズロー氏は「欲求には優先度があって下から上へとこの5段階を移行する」 と提唱しましたが、後年、自ら新しい段階を加えたり、他の研究者によって再定義されるなどを経て、1990年代には8段階となったようです。

また、低次から高次へ順番に移行するとは限らず、むしろ高次が満たされることで人間をより幸せにしうる、ともいわれています。

  

究極の欲求は利他欲求

  究極の欲求は利他欲求   

災害時のボランティア活動を見て感じられるのは、年齢や所得に関係なく、人のためになることを無私で奉仕する多様な人々と、その尊い気持ちです。

マズローの欲求説の最上段に「超越欲求」というものがあります。
これは、英語でトランセンデンスといい、「誰かの為に役立つこと」と訳されます。
人は利己的欲求のみで生きてるわけではなく、誰かの為に役立つという利他的欲求が組み込まれている、ということに着目できます。

健康寿命を延伸するためには、まずは自分の心身の健康ですが、そのために、社会とつながり、他の誰かの為(将来の世代も含め)に役立つことを実行することで欲求を満たし、幸福度を上げていけるということ。
他の誰かのウェルビーイングに貢献することで、自己のウェルビーイングとできるということ。人の持つ超越欲求で、健康寿命延伸も地球の環境課題も解決できると信じ、実行に移したいものです。

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