マズローの5段階欲求説?
マズローの自己実現理論(欲求段階説)という言葉を知ってますか。1954年に心理学者のマズローが提唱したこの理論は経済学や経営管理でも応用されてるので、マーケティングに携わってる方など、ご存じの方も多いと思います。
簡単にいうと、人々の欲求は人間的な成長とともに5段階の段階を上がっていくというもの。
下から「生存欲求」、「安全の欲求」、「帰属の欲求」、「尊敬の欲求」、そして最後が「自己実現の欲求」と定義しました。
当初、マズロー氏は「欲求には優先度があって下から上へとこの5段階を移行する」 と提唱しましたが、後年、自ら新しい段階を加えたり、他の研究者によって再定義されるなどを経て、1990年代には8段階となったようです。
また、低次から高次へ順番に移行するとは限らず、むしろ高次が満たされることで人間をより幸せにしうる、ともいわれています。
究極の欲求は利他欲求
災害時のボランティア活動を見て感じられるのは、年齢や所得に関係なく、人のためになることを無私で奉仕する多様な人々と、その尊い気持ちです。
マズローの欲求説の最上段に「超越欲求」というものがあります。
これは、英語でトランセンデンスといい、「誰かの為に役立つこと」と訳されます。
人は利己的欲求のみで生きてるわけではなく、誰かの為に役立つという利他的欲求が組み込まれている、ということに着目できます。
健康寿命を延伸するためには、まずは自分の心身の健康ですが、そのために、社会とつながり、他の誰かの為(将来の世代も含め)に役立つことを実行することで欲求を満たし、幸福度を上げていけるということ。
他の誰かのウェルビーイングに貢献することで、自己のウェルビーイングとできるということ。人の持つ超越欲求で、健康寿命延伸も地球の環境課題も解決できると信じ、実行に移したいものです。


