「おかかパックンボール」とは?
武家社会の武士たちが、かつお節を戦陣食にしたように、運動やスポーツを楽しく続けるために、エネルギーになりやすくアミノ酸スコアも良好な「おかかおむすび」を提案します。普通のおむすびだと、慣れないと作りにくかったり、量が調整しにくかったりするので、ここでは、作りやすく、食べやすい「おかか・パックン・ボール」略して「OPB」として、その簡単なレシピを紹介させていただきます。
作り置きしておけば、手ごろなおやつに
戦陣食だった、かつお節(なまり節)
かつお節の当て字である「勝男武士」。武家社会では出陣の際、勝男武士といって「かつお節」を飾り、男性の力強さを象徴し、必勝を祈願していました。
また、土佐(現在の高知県)では、戦に向かう際に、火も使わずおいしく食べられ日持ちがするという理由で、戦陣食として鯉の生節を腰にぶら下げて持って行ったいうエビソードもあります。
縁起かつぎだけでなく、実際、戦の際のエネルギー源・保存食品としても役立ったかつお節の知恵、現代にも生かしたいものです。
登山時のエネルギー切れ「シャリバテ」
登山時、おなかが減ってふらつき、足が前に出せなくなる「シャリバテ」という言葉があります。これは「シャリ」=ご飯が、「バテ」=切れて、しまったといいう、車でいうとガス欠の状態で、朝食などをしっかり取らずに活動を始めてしまい、体の中のエネルギーとなる糖質やアミノ酸などが不足している状態をさします。
休憩タイムは「もぐもぐタイム」
オリンピックでの活躍で、すっかり有名になったカーリング。休憩中に選手たちがエネルギー源として、おやつをいただく「もぐもぐタイム」も有名になりましたね。
勝負に勝つためには、日々のトレーニングよる体づくりも大事ですが、プレー前・中・後の適切な栄養補給がとても大事といわれています。
ラップで「おかかパックンボール」
海外でも流行り、専門店が増えたりしている人気沸騰中のおむすび。 もはや作るのものでなく、スーパーやコンビニで買うもの!という声も聞こえてきたりもしますが。やはり、手作りは経済的にも、味覚的にも、サイズ的にも自由が効きます。余りご飯の活用で、「食品ロス削減」にもつながります。ラップで握れば作りやすいし、そのまま持参して、箸やフォークなどを使わず、手も汚さず食べやすく、量も調整が効きます。
手軽に作れる!
「おかかパックンボール」なら、- ①ラップで握るだけだから、誰でも作れる。
- ②食器、型も使わず、片付けらくちん。
- ③冷めてもおいしいから、作りおきできる。
- ④具材を変えれば、カラフルバラエティ。
- ⑤誰でも簡単にできる。
手軽に食べれる!
「おかかパックンボール」なら、- ①お箸や、フォークなど食器を使わず片手で食べられる。
- ②冷めてもおいしく、運動の前・中・後いつでも。
- ③ラップで食べるから、手がべたつかない。
- ④食べたい分だけ、調節しやすい。
- ⑤コロッとかわいく、スマートに持ち運びできる。
おいしく、楽しく、つくろう!
「おかかパックンボール」は
自宅でも
作り置きしておけば、手ごろなおやつに
「OPB(おかかパックンボール)」は、冷めてもおいしいので、作りおきしておけば、手のかからないランチや夜食、おやつになります。
自宅でのテレワーク時や、子供らが帰宅したときに便利です。そのまま持って、ラップをといて食べるハンディータイプなので、仕事をしながら、でも。宿題しながら、でも・・・。
歳時やミニホームパーティー時にも
「OPB(おかかパックンボール)」は、どんな具材でも、混ぜ込んでまるめるだけですので、混ぜ込む食材でカラフルになり、小さいボールが食卓でリズムを刻み、見ためが、とても楽しくなります。
手でも持ちやすいように、のりや大葉で挟むと風味も良くなります。子供らと一緒に、作る時から楽しくなりますので、ちょっとした食育にもつながります。
唄おう!おかかパックンボール
「おかかパックンボール」の歌を、作詞だけしてみました。できれば、適当なリズム、曲をつけて、おにぎりを握ったり、ダンスをしたりしてみてください。
※「おかかパックンボール」の歌、作詞だけしてみました。できれば、適当なリズム、曲をつけて、おにぎりを握ったり、ダンスをしたりしてみてください。
作曲:あなた
音楽を「聴きながら」のすすめ。
スポーツ競技時、普段のジョギングシーンや、トレーニングジムのエクササイズなどで、音楽を聴きながらという姿をよく目にします。
音楽には三大要素というものが存在し、それは「リズム・メロディ・ハーモニー」といわれて
いますが、あらゆる音楽には、共通してリズムというものがあります。
実は、私たちは生まれる前からリズムを認識しています。それは心拍です。
私たちが最初に感じるリズムは、お母さんの心拍なのです。
心地良いリズムは、お母さんのお腹の中にいるような安心感を生みます。そして、ちょうどいいリズムとシンクロしたとき、人はそのリズムに合わせて動こうとします。競技時の手拍子で記録が伸びたりするのは、そのせいです。
いい音楽を聴いていて感動している時は、心地良いことが起きた時に活性化される脳のシステムがはたらきます。「脳内報酬系」という脳の部位には「ドーパミン」という快楽物質が存在し、それが放出されると喜びの感情が生まれます。
「ながら」という行動は、あまり行儀のいいものではないといわれていた時代もありましたが、スポーツも料理も、そして勉強も、好きな音楽、心地よいリズムを味方につけると、楽しく続けられます。
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