土居幹治 専務取締役
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
「だしの伝道師®」土居でございます。
焼き肉を食べた時の恍惚感とだしを飲んだ時のほっこり感、実は同じ物質が作用しているのです。

健康診断のたびに我が血中コレステロール濃度は上昇を続け、今年、いよいよ200mg/dlの大台に突入しました。しかし、全く心配していません。60歳くらいになると、血中コレステロールが200程度あったほうが長生きするというデータが広く浸透しており、我が肉体も熟年を迎える準備が整ったということです。
他に、痩せているより小太りの方が長命という説も定着してきて、最近は総じて肉食をすすめる傾向にあります。
魚食文化の日本において、これまで肉食は不健康な欧米食の代名詞として忌避されてきましたが、よくよく考えてみると、6世紀に仏教が伝わってくるまではずっと肉を食べてきました。縄文人は、猪、鹿、兎、雁(がん)、鶴、鴨、鶏、なんでも食べました(牛は弥生時代以降に渡来人が伝えた)。日本食はヘルシーと言いますが、それは、肉食もバランスよく取り入れての話だと思います。
それに、肉を食べると幸せになります。赤身に多く含まれるトリプトファンとビタミンB6は体内で幸福物質セロトニンに変わり、脂肪中のアラキドン酸は、これまた幸福感を味わえるアナンダマイドという化合物に変化するのです。
肉食万歳ナンマイダーってな感じの幸せな響きです。実際、サンスクリット語で「歓喜」を意味するアーナンダとアミドという化学用語を組み合わせてアナンダマイドと命名されました。

そんな幸せ物質の素となるトリプトファンとビタミンB6とアラキドン酸。実はこの御三家、かつお節にもたっぷり含まれているんです。だしの効いた和食を食べるとほっこりするのは、幸せ物質のおかげ。

さあ、みんなで肉とかつお節を食べよう。文明開化で肉食をすすめてくれた福沢諭吉先生に感謝しつつ、幸せになろう。
そして、コレステロールと引き換えに、我が懐から笑顔で諭吉先生を送りだすのであります。
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
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