土居幹治 専務取締役
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
「だしの伝道師®」土居でございます。
食品の表示に関するルールはかなりややこしいです。
先日、何を血迷ったかNHKラジオの「ラジオ体操第二」をやってみました。
「ラジオ体操第一」の方は毎朝職場で流れているし、聞き慣れたメロディーで何の感慨もありませんが、めったに聞かない「第二」の方は、明るいのか暗いのかはっきりしないその旋律を耳にするだけで変に懐かしい気分になってしまいます。そして小学校低学年の頃の情景が、ふつふつと甦ってくるのです。

夏休みに行った母方の里の小高い丘で、ラジオ体操をしながら見た瀬戸内の海。
キラキラ輝く美しい海と島々を縫う漁船。
ラジオ体操カードと蝉の声。
おいしい空気たっぷり。
緑もいっぱい…。
ん?たっぷり?いっぱい?

食品表示基準によると、食品のパッケージに「○○たっぷり」などと表示する場合にはそれなりの根拠が必要なのです。
例えば「カルシウムたっぷり」と表示するためには、固体100g中にカルシウムが204mg以上含まれていなければなりませんし、「ビタミンCがいっぱい」だと30mg以上のビタミンCが必要です。
せっかくのセンチメンタルジャーニーだったのに、法律のせいで現実の世界に呼び戻され、テンションもひかえめになってしまいました。
ん?ひかえめ?
これもマズイ。
栄養成分を抑える旨の表示についても規制があります。
「カロリーひかえめ」なら100gあたり40kcal以下でなくてはならず、「低塩」ならナトリウムとして120mg以下という制限があるのです。
こまかい数字をいろいろ出してしまいましたが、要するに食品パッケージ上のキャッチコピーには基準があるということで、消費者にとっては購入の判断基準にもなるありがたい制度です。
しかし、ひとつだけ対象から外してもらいたい食品があります。
それは、ラジオ体操の皆勤賞でエンピツと一緒にもらったグリコのキャラメル。
思い出がたっぷり詰まってて、懐かしさもいっぱいだから。

愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
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かつお節文化の拡散に邁進中。
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