土居幹治 専務取締役
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
「だしの伝道師®」土居でございます。
寒い冬は寝て過ごしたいです。
手塚治虫作品の「ブラック・ジャック」で、難病にかかった夫婦がソ連の冬眠カプセルで治療法が見つかる未来まで眠りにつくというシーンがありました。また、人工冬眠状態で宇宙を旅する映画もありました。
こんなSF話に近づく冬眠研究が各方面で行われていますが、実際はかなり現実的なテーマばかりです。

例えば寝たきり予防。
クマは5~6カ月間冬眠しますが、体を動かさないにもかかわらず筋肉や骨があまり衰えません。
仮に人間が冬眠状態になった場合、筋力は1日あたり0.5%減っていき、クマ同様5カ月間続けば、理論上は90%もの筋肉が失われてしまいます。しかし、クマの筋量は20%減る程度。
この秘密が解明されれば、寝たきりや骨粗しょう症予防のヒントにつながります。さらに、同じ種類の動物の場合、
冬眠する種の方が冬眠しない種より寿命が長いことがわかっており、長寿研究にもつながるはず。

メタボ予防やダイエット法の研究もあります。クマは冬眠前に爆食し、太れるだけ太ります。冬眠前の摂取カロリーは通常期の2倍以上で1日2万キロカロリー。
体重にして80~100キロ増で本番に突入。ところが、こんな過食をしても人間のように血中脂肪は上昇しないし、脂肪肝や動脈硬化とも無縁。ここに生活習慣病予防のヒントがあります。
おまけに、冬眠に入ると食を断つ。つまり、自ら食欲をコントロールしているわけで、現代人のとどまることを知らない食欲を制御できる可能性があるのです。
ここに「だし」が絡むと、さらに健康的な冬眠療法が生まれると思います。

長寿に生活習慣病予防にダイエット。いいことばかりの冬眠に個人的にチャレンジするべく、真冬の就寝時にTシャツと短パンで寝床に入り、寒くて気を失うように眠りにつきました。
猛吹雪の山で遭難し、雪ん子に遭遇する夢を見ました。「ここから先は行ってはなんねぇ」という雪ん子の忠告で目が覚め、プチ冬眠から無事生還したのであります。
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
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