土居幹治 専務取締役
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
「だしの伝道師®」土居でございます。
今年は春が遅いかも。
今日3月22日は、旧暦の閏2月1日。
そう、今年は閏2月があるのです。つまり旧暦で2月が2回あるわけで、そう簡単に春は来ません。
月の満ち欠けに依存する旧暦は1ヶ月が29日か30日で、1年354日。
11日足りないから3年で1ヶ月ずれてしまいます。
このずれを解消するために19年で7回前後閏月を挿入するんですが、これが見事に季節感と合致します。

前回は2020年に閏4月が入って春爛漫の時期が長かったし、次回は2025年閏6月。
長雨かな。
ところで、水産業界に身を置く者は旧暦を気にします。
例えば旧暦の1日は朔。つまり新月で真っ暗闇だから光を嫌う伊勢海老を狙う。
また、1日の新月も15日の満月も大潮になるから魚が動くことを考慮して網を入れなければなりません。
一方、お天道様が頼りの農業は太陽暦。
すなわち、太陽の動きを24等分した二十四節気と雑節。
立春から数えて88日目に茶摘みを行い、210日目には台風から農作物を守る備えをするのです。
ならば、加工食品業界の暦は何か。とりあえず、新暦と旧暦と記念日カレンダーから都合のいい歳時記をイベント化すればいいのです。

ということで、2月14日は「煮干しの日」。
旧暦の閏2月14日である3月5日に、「煮干し削っちゃいました」をプレゼントしてはいかがでしょう。
チョコレートで浮かれることなく、「煮干し削っちゃいました」でだしを取り、閏2月と2年後の閏6月に思いを馳せていただきたいと思うのであります。
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
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