土居幹治 専務取締役
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
「だしの伝道師®」土居でございます。
理科研究の宿題、お父さんお母さんの出番です。
夏休みや冬休みの理科研究テーマとして、かつお節やだしをおすすめしています。
その参考にすべく、愛媛県内小学生の理科研究優秀作品展示会を見に行ったことがあります。目からうろこのハイレベル作品に、かなり驚かされました。
※マルトモでは「おいしい自由研究」と題し、毎年、夏休みの自由研究企画を実施しています!
( https://monipla.jp/marutomo/202307no1/ )
例えば、3年間のお天気を毎日記録し、小学校低学年的な統計処理で気象傾向をまとめた1年生の作品「3ねんかんのおてんき」。
コーヒーフィルターを利用してペーパークロマトグラフィーを行い、サインペンの色素成分を調べた2年生の作品「サインペンのひみつをみつけたよ」。
2色に塗ったコマを回すことで、色彩の混合についての考察を行った3年生の作品「へんしんしたこまの色」。
仮に親が手伝った研究だとしても、その着眼と発想と気力は尊敬に値します。
いや、世間の垢にまみれ、要領よく生きた時間が長い親だからこそ、
子供の視点に立った純粋な着眼とコツコツ気長な観察はすごいことだ思うのです。
定番のおたまじゃくし観察ネタも、着眼点を工夫すればきらめく優秀作品となります。
2年生の研究「おたまじゃくしがかえるに変身したよ」では、成長が遅く8月に入っても変態しない「弱者」に着目し、
屋内で飼育すると変態できないが屋外で飼育すると立派なカエルになることを発見しています(通常は屋内外の飼育で差は出ない)。
受賞作品の共通項には、この「子供の目線」以外に「実験の工夫」と「ていねいなまとめ」があるように感じました。
商品も同じことです。「消費者の目線」「商品の工夫」「ていねいな包装」は最低限の品質レベルです。
理科研究に学び、心を新たにしたのであります。
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
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