土居幹治 専務取締役
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
「だしの伝道師Ⓡ」という二つ名で小学校や公民館での出前授業を実施し、
かつお節文化の拡散に邁進中。
「だしの伝道師®」土居でございます。
ペットフード「かつおだいすき」をよろしくお願いいたします。
むかし、ペットの犬には、一家の夕食の残りをまとめて与え、みそ汁をぶっかけて魚の骨なんかもガジガジ食べてもらってました。ただ、人間のみそ汁は塩分が高く、ペットの腎臓に負担がかかるとして最近は敬遠されています。最良の友として食事を共有していた時代が懐かしい。

スウェーデンのウプサラ大学のリンドブラード博士は、この「食事の共有」こそが、犬とオオカミの違いだとネイチャー誌に発表しています。
犬はオオカミに比べて体が小さく社交的で攻撃性が低いのですが、全ての犬はオオカミの子孫だとされています。では、いつ犬はオオカミから離れたのでしょう。DNA解析によると、犬がペットになった時期は約1万年前で、これは人類の農耕のはじまりと同時期。

つまり、麦や稲という農作物の傍らに人間と犬がいて、両者ともデンプンを糖に分解して吸収する能力を獲得したのです。これを「平行進化」といいますが、進化を共にしたのだから、これ以上の友情はないと思います。ちなみに、オオカミはデンプンを消化することができません。
ところで、昭和の食卓に占める炭水化物の割合は今より高く、カロリーベースで昭和21年81%、昭和40年72%。そして、平成17年60%。炭水化物ダイエットが浸透すると、さらに減少しそうですが、人間と犬をつないだ栄養素なのだから、共に炭水化物を食べようではありませんか。

もちろん、犬の必須アミノ酸であるタウリンを多く含むかつお節のペットフード、「かつおだいすき」をトッピングすることを忘れずに。
愛媛大学農学部農芸化学科を卒業後、マルトモ株式会社に入社して
研究開発に従事。九州大学への論文提出で農学博士号取得。
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