食べ物の中で一番硬いと言われる
かつお節を「ミクロンマイスター®」と呼ばれる、熟練の削りの技術を持った職人が調整したカンナ刃で、とろけるような薄さ、25ミクロンに削りあげました。
25ミクロンは1000分の25mm。
なんと、2枚がさねのティッシュペーパーの
1枚分の薄さです。
(※1ミクロン＝1マイクロメーター 0.0001mm)

かつお節の薄さは
カンナ刃の調整が命！

円盤状の削り器は14枚刃

「プレ節®」は、14枚のカンナ刃がついている円盤が高速で回転することによって削られます。
この時の、カンナ刃の調整がとても難しく、熟練の技術をもつ職人の指先によって花の薄さが決まります。
マルトモでは、「ミクロンマイスター®」制度を設け、優れた技術者にその称号を与え、技術の研鑚と伝承につなげています。

かつお節の栄養をまるごと取れるように、「プレ節®」はとろけるおいしさを実現しました。
かつお節の筋肉繊維を断ち切るような削り方とその削りの薄さがとろけるおいしさの秘密なのです。

節や削り方の違いをあまり意識せずに、だし取り用の花かつおもトッピング用のかつおパックも、「かつお節」という言葉で一緒にされている食材ですが、実は、節の違い、削りの違いでいろいろな種類があります。

節の違いだけで言うと、大別して2種類あり、原料のカツオを燻して乾燥させた荒節と、荒節をきれいに削ってかび付けを施した枯節。そして、うま味やコク味の違う2種の枯節をブレンドした「プレ節®」。

「プレ節®」は一般の商品名ではなく、マルトモだけのプレミアムなかつお節を生かしたブランド名です。

荒節、枯節、「プレ節®」は、料理や好みによって使い分けると「ワイン」のような楽しみ方ができるようになります。

荒節は強い香りとシャープでキレ味なので、うどんやラーメンなどの濃いだしや、味の濃い焼きそば・お好み焼きなどにトッピングしたり、枯節は上品な蕎麦つゆやお吸い物、季節の野菜の炊き合わせなどに、「プレ節®」は、そのやわらかさを生かした、仕上げのトッピングや混ぜ込み料理などに、といった具合です。
パッケージの裏の一括表示の名称部分に、荒節は「かつお削りぶし」、枯節の場合は「かつおかれぶし削りぶし」と表記されてますので、注意してみてください。