


好きなみそ汁の具
ランキン具
(ランキング)
好きなみそ汁の具

みそ汁の好きな具材、聞いてみました 。
第1位は豆腐、2位わかめ、3位大根、以下油揚げ、玉ねぎ、なめこと続きます。
栄養面ももちろんですが、毎日食べるものだけに、飽きずに、短時間で調理しやすく、価格的にも安定してるなど、タイパ、コスパなどを意識できる具材が高評価のようです。

好きなみそ汁の具、
ランキン具結果一覧

1位:豆腐(82.1%)
「みそ汁の具材で好きなもの、堂々の1位は「豆腐」。
たんぱく質やリノール酸など、栄養の塊。
味噌と同じ大豆が原料だから、みそ汁の具材に合わないはずがなく、やわらかく食べやすい。
つるんとした食感も老若男女、どなたにでも愛される具材としての理由でしょう。
木綿、絹ごしに加えて、たまに汲み上げ豆腐 などにもチャレンジすると、濃厚な大豆の風味が楽しめます。


2位:わかめ(79.3%)
第2位は、わかめ。低カロリーなのに、ミネラルやヨウ素、カルシウム、ビタミンなど、まさに栄養の宝庫。
つるつるっとした食感も人気の秘密。
豆腐との組み合わせは鉄板のみそ汁ではないでしょうか。
生のわかめのおいしさもさることながら、保存の効く乾燥わかめを常備品としてストックしておくと、とても便利です。


3位:ねぎ(71.0%)
第3位は、ねぎ。刻んだものを最後にトッピングして薬味としてもおいしいし、ざく切りにして、たっぷり具材として煮込んでもおいしいねぎ。
白い部分は繊維も多く、歯ごたえがよいし、青い部分の中に入ってるワタは煮るとトロっとして甘くおいしい。
その、癖にもなる独特の香りは「硫化アリル」という香気成分で、ねぎの薬効のもとです。
「硫化アリル」に含まれるアリシンが血行を促進したり、発汗作用を促したり、栄養の吸収をよくしたり、食物の消化を助けたりと優れた働きをしてくれるようです。
おいしくいただいて活用しましょう。


4位:大根(60.3%)
千六本、いちょう切、短冊切等々、切り方によって食感や味わいが変わる大根のみそ汁。
さっぱりとした味わいが二日酔いや調子の悪い時にでも食欲をそそってくれます。
大根は上部は甘く、下部にいくに従い辛味が増すのでみそ汁には、中部~上部が向いていそうです。
葉っぱの部分は緑黄色野菜並みの栄養価がありますのでしっかりいただきましょう。


5位:油揚げ(60.1%)
ご存じ、油揚げは、薄切りにした豆腐を、油で揚げたもの。
だし汁を吸いこみやすく、油分が香ばしくおいしい。
豆腐と同様、大豆が原材料だけに栄養も期待できます。
地味目な色味ですが、滋味といえます。
肉厚でジューシーな新潟県長岡市「栃尾の油揚げ」、サクサクふっくらの宮城県の「三角油揚げ」、越前名物福井県の大判「ざぶとん揚げ」、ふんわり・トロリ食感の「松山あげ」など、ご当地ならではのお豆腐をお取り寄せしてみそ汁に、というのも楽しそうです。


6位:玉ねぎ(52.5%)
にんじん、じゃがいもと同様、割に日持ちも良く常備菜として便利な玉ねぎ。
調理の過程ではけっこう泣かされますが、その後の調理で熱を入れると劇的に甘味が出ます。
これは、辛味の成分が熱で飛ばされることによって、もともとあった甘味が引き立つということのようです。
甘味のあるみそ汁が食べたい、と思った時には玉ねぎが重宝します。
辛味と香り、涙を出させる成分は、ねぎと同じく「硫化アリル」。
肉や魚の匂いを消す働きもあり、消化液の分泌を促します。


7位:なめこ(51.8%)
つるんとした食感、ヌメリがとろみとなっておいしいなめこ。
みそ汁にしたら絶品です。ヌメリは「ムチン」という水溶性の食物繊維です。
きのこ類は洗わずに汚れをふき取りますが、なめこはふき取れないので、ざるに入れて流水でさっと洗います。
とろっとおいしい、なめこと豆腐のみそ汁は、鉄板中の鉄板のみそ汁です。
どちららもつるんとしてますが、豆腐は最後までつるん、なめこは、つるんの後にサクッと、何ともいえない食感ではまります。
刻んだ三つ葉のトッピングが相性ぴったりです。


8位:あさり・しじみ(48.4%)
二日酔いといったら、あさりのみそ汁で解消!というのは昭和世代?
二日酔いとは、「アセトアルデヒド」という有害物資が分解されずに体に残り、むかつきや頭痛などの症状を引き起こしている状態です。
しじみには、この「アセトアルデヒド」を分解してくれる「オルニチン」という成分が含まれます。
実際はオルニチンだけでなく、アルコールの大量摂取時に起こる軽い脱水症状を解消するのに、みそ汁の塩分や水分を補給することで体が楽になります。
しじみのみそ汁の、しじみの身、食べる・食べない論争があるようですが、マナー的にはどちらでもよさそうですが、食品ロス削減の観点では、
ぜひ、食べる方をおすすめします。食べ終わった殻はお椀の中に戻すのがマナーのようですので、ご注意を。


9位:じゃがいも(39.5%)
ポテサラ、肉じゃが、豚汁、カレー、キッシュ等々、じゃがいもには人気のスターメニューがたくさんあります。
じゃがいものみそ汁といえば、 なんとなく具沢山みそ汁が思い浮かびそうですが、玉ねぎ、わかめ、豆腐などと、シンプルな組み合わせもさっぱりおいしくいただけます。
じゃがいもは炭水化物・糖質といったあまりうれしくないものが目立ちそうですが、ビタミンC、食物繊維、カリウムなど体にうれしい栄養素もたっぷり含まれます。
原産地は南アメリカ中央アンデス山脈の高地。と聞くと、なんとなくケーナ(縦笛)をBGMに流したくなったりしませんか。


10位:ほうれん草(38.6%)
ランキング10位以内の唯一の葉物野菜、ほうれん草。
ポパイの好物で知られる、ほうれん草の缶詰。
その栄養素は、ご存じ、鉄分に加え、カリウム、ビタミンA、ビタミンCなどです。
ほうれん草といったら相方は、油揚げのみそ汁でしょうか。
この組み合わせの場合、ほうれん草は下ゆでをして、油揚げは油抜きをしてから、というのがおいしく作るコツです。
ほうれん草には苦味・えぐみがあり、これを取り除く、油揚げは湯抜きをして味をしみ込みやすくするという理由です。
ちょっとした手間が、やさしいおいしさを生み出します。