教えて!かつお節博士
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フンコロガシとかつおぶし
「だしの伝道師®」土居でございます。 かつおを削って身も削る人生です。 ファーブル昆虫記 幼少期に母親から勧められた「ファーブル昆虫記」、ほんとうにおもしろく、ワクワクしながら読み...
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サプリのように
「だしの伝道師®」土居でございます。 前回の続きでEPAの話です。 エイコサペンタエン酸 EPA(エイコサペンタエン酸)は青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸で、血中コレステロールや中性...
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油を売る
「だしの伝道師®」土居でございます。 だし用として節にできる魚は全て青魚。EPAやDHAが豊富な魚たちです。 不飽和脂肪酸 だしに適した魚は全て青魚で、その魚油にはEPAやDHAな...
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獲りすぎニッポン
「だしの伝道師®」土居でございます。 SDGsの観点からも海洋資源を大切に扱いたいと思います。 ウナギ 近年、マグロやカツオが漁獲規制の対象となり、日本の魚食文化に少なからず影響を...
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アメリカ料理
「だしの伝道師®」土居でございます。 ハンバーグやホットドッグのイメージが強いアメリカ料理、その歴史をひもときます。 メイフラワー号 コロナが落ち着き、外国人観光客が増えた旅の宿。...
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腹の虫
「だしの伝道師®」土居でございます。 腸活の話です。 行動をコントロール 怒りの感情を表現する際、「腹の虫が治まらない」という慣用句をよく使用しますが、この「腹の虫」が実在すること...
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バックアップ
「だしの伝道師®」土居でございます。 食文化とのかかわりです。 盲腸バックアップ機能説 某外食チェーンのバイヤーが、盲腸を切るかどうかでかなり悩んでました。時々痛むが切るのは忍びな...
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縁起物
「だしの伝道師®」土居でございます。 食文化とのかかわりです。 数の子の縁起 以前、マルトモは数の子に抗腫瘍活性が存在することを証明し、学会で発表しました。超拡大解釈すれば、「数の...
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寿司の来歴
「だしの伝道師®」土居でございます。 まだまだ修行が足りません。 お愛想 先日、あるお寿司屋さんで食事を終え、「お愛想」と告げた瞬間、隣に座る初老の紳士からお小言を頂戴してしまいま...
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塩ハン
「だしの伝道師®」土居でございます。 塩の意外な活用法です。 志賀島の金印 以前、東京国立博物館で開催された「日本国宝展」で、志賀島で発見された金印を見たことがあります。誰もが一度...
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コメ一石
「だしの伝道師®」土居でございます。 和食の基本なのに、コメ離れが深刻です。 1里と1石 江戸時代の旅を体感すべく、日本橋から1里(4km)の距離を歩こうとしたことがありました。歩...
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焼き芋トリップ
「だしの伝道師®」土居でございます。 忘れられない焼き芋の思い出です。 甘蜜安納 先日、銀座のデパ地下に店舗を構える焼き芋専門店「cadeau de CHAIMON(カドー ドゥ ...
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高木岬
「だしの伝道師®」土居でございます。 意外と知られていない偉人です。 麦飯とビタミンB1 「舞姫」「山椒大夫」「阿部一族」など、作家として名をはせた森鴎外。 実は、19歳で東大医...
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荒木どん
「だしの伝道師®」土居でございます。 昭和の夏の甲子園、忘れられません。 大輔 1980年8月22日、第62回夏の甲子園大会決勝は、早稲田実業の荒木大輔、横浜高校の愛甲猛両エースが...
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ネーミングの奥義
「だしの伝道師®」土居でございます。 ハマるネーミング、なかなか奥が深いです。 古代人の色 NHKの名字を探究する番組で「名字に多い色は青、赤、黒、白の4色」だと解説していました。...
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閏2月
「だしの伝道師®」土居でございます。 今年は春が遅いかも。 閏2月1日 今日3月22日は、旧暦の閏2月1日。 そう、今年は閏2月があるのです。つまり旧暦で2月が2回あるわけで、そ...
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灼熱の発酵食品
「だしの伝道師®」土居でございます。 チョコレートも発酵食品なのです。 日本人の得意技? 日本の伝統食品は、その多くが発酵食品です。 味噌、醤油、酒、みりん、納豆、鮒寿司、かつお...
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魚食再興
「だしの伝道師®」土居でございます。 昭和の食卓、肉はごちそうでした。 高級魚サンマ 昨秋、コロナの間隙を縫って居酒屋でサンマの塩焼きを思いっきり食べました。脂が乗ってておいしかっ...
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與兵衛と又左のお酢マーケティング
「だしの伝道師®」土居でございます。 元禄時代に生まれた発酵食品のお話です。 酢酸の不思議 財団法人食品産業センターの柳本正勝氏が、JAS協会の機関誌に「酢酸が酸味を代表する不思議...
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苦味とストレス
「だしの伝道師®」土居でございます。 ゴーヤチャンプルー、大好きです。 ゴーヤにかつお節 毎年の猛暑で売り上げを伸ばした食品はやはりビールですが、意外なところでゴーヤの出荷も好調で...
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意外な非常食
「だしの伝道師®」土居でございます。 雪山登山の経験はありませんが、だしの素に意外な需要がありそうです。 雪山にだしの素 今から十数年前の冬、雪山で遭難した55歳の男性が12日ぶり...
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小さいこともいいことだ
「だしの伝道師®」土居でございます。 昭和のCM、忘れられません。 大きいことはいいことだ 山本直純さんが気球に乗って「大きいことはいいことだ~」と指揮棒を振る森永エールチョコレー...
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巣ごもり炭水化物
「だしの伝道師®」土居でございます。 ストレスで炭水化物に走ったら、かつお節を食べましょう。 ストレスで炭水化物に走る コロナ禍による外出自粛で、コメ、乾麺、粉ものがスーパーの棚か...
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1975年の食卓
「だしの伝道師®」土居でございます。 昭和の食卓、実はすごかったんです。 大阪万博のおかげ 理想の和食は1975年の食卓にあったといわれています。 その頃の和食は「欧米食に偏った...
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ぶどうの種
「だしの伝道師®」土居でございます。 哀しくも温かい、昭和の食卓です。 昭和のぶどう シャインマスカットを食べるたびに昭和のぶどうと比べてしまいます。 種なしどころか皮まで食べら...
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メイラードな街、だしの街
「だしの伝道師®」土居でございます。 大阪は、だし文化と粉もんソース文化が同居する街なんです。 コテコテ看板 大阪伊丹空港のANA11番搭乗口付近に、マルトモの看板を掲出しました!...
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枕崎のイノベーション
「だしの伝道師®」土居でございます。 削りぶし生産量日本一はマルトモの本社がある愛媛県伊予市ですが、その原料であるかつお節の日本一は鹿児島県枕崎市です。ここは地の利を活かすのが本当にうまい。地の...
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ライバルは昆虫食
「だしの伝道師®」土居でございます。 かつお節の強力なライバルが出現しました。 植物肉 代替肉市場が世界的に急拡大しています。 特に、植物肉の市場が広がり、日本でもハンバーガーチ...
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たっぷりがいっぱい
「だしの伝道師®」土居でございます。 食品の表示に関するルールはかなりややこしいです。 ラジオ体操第二 先日、何を血迷ったかNHKラジオの「ラジオ体操第二」をやってみました。 「...
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身を削る
「だしの伝道師®」土居でございます。 かつおを削って、身も削り~。 黄表紙 江戸時代の中頃に、「黄表紙」と呼ばれる絵本が流行しました。この中に、山東京伝が書いて喜多川歌麿が...